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旅のおともに。--文庫本5冊

旅行記じゃなくてこんな話からで恐縮ですが(笑)
今回の2週間の旅。持って行った5冊の本を読破。
前半母の調子が出ず、昼から寝っぱなしの日もあり、外は雨だし、一人歩きする気分にもなれず、ベランダの椅子に座り雨のコパカバーナビーチをながめながらずっと本を読む日もありました。

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最初に読んだのがこれ。
ワイルド・ソウル』(上)(下)
垣根涼介著

1960年代ブラジル、アマゾンへ移民した日本人家族の辛酸を極めた現地での生活と、30年後の日本政府への復讐の物語。
以前とある人から「すっごくおもしろいですよ」「この本読むとマナウスに行きたくなります」と聞いていたので、楽しみにしていた一冊。(実際はかなり分厚い上下巻。)
当時の移民政策やブラジルに渡った人々の生活、苦労(苦労なんてもんじゃないです)、人生がよくわかるので読み応えがあるし、また小説としてはスピード感がありとてもおもしろかったです。1ページ目から上下巻一気に行けます。

大薮春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を史上初の三賞受賞というのも納得。


で、これを読んでマナウスに行きたくなったか?

→NO.
ブラジルにいると妙にリアルで「私にマナウスはまだ早い」と思ってしまいました。


腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
本谷有希子著
この映画のサトエリのテレビCMがなんとも印象的で。
それと目覚ましテレビで見た著者もなかなか興味深くて。

自分を特別な存在だと信じて疑わない主人公の女優(映画ではサトエリ演じる)の言動が、私の実生活でのある人物に似ていることに途中ふと気付き、それからは読んでいても落ち着かなかったなー、その人のこと思い出しちゃって。←あまり思い出したくない人なので。

話は極端で有り得ない設定も多いんだけれど、不思議なスピード感にたまにはこういうのもいいかなって、ブラジルで読むには妙にバランス悪くて(舞台は日本のど田舎)、おもしろかったです。読みながら「なんでこの本持って来たんだろう?」って思ったりして。

空中ブランコ
奥田 英朗著

南米4冊目の本。
以前『イン・ザ・プール』を読んでいたのですが、私はこちらの方が好み。
おもしろかったです。

不倫と南米
吉本ばなな著
吉本ばななはー…、

『キッチン』が出た時に読んだ心がぽかぽかと暖かくなるような幸せな気持ちがとても印象深いものの、その後何を読んでもおもしろくない。「私には合わない」感が強く、ばなな、どうもダメなんです、わたし。。。。

そして、南米が舞台ということで、今回久々に手に取ってみた吉本ばなな。

大人の旅の短編集。主にアルゼンチンの街が出てきます。
「やっぱり私にはばななは合わないな」と思いつつも、この本は静かな旅情があり、「キッチン」以降初めて最後まで読み終えることができました。
特にイグアスの物語では、調度今回私達が滞在したホテルがメインのエピソードとして織り込まれていて、とてもリアルでそこがおもしろかったです。

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